マックフライポテトは誰もが食べた事があるくらい人気のポテトなので普段から食べている人も多いと思います。温かいうちは安定した美味しさがあるのですが、一度冷めてしまうと味も食感も変わってしまいます。
今回は冷めてしまったマックポテトをお店で受け取った時に近い状態に戻す方法を紹介していきます。
なぜ冷めると味と食感が変わるのか？？
マックのポテトには動物性脂肪が使われていて、これが揚げたてのマックポテト特有の旨みや香ばしさの元になっているようです。この動物性脂肪は温度が下がると固まる性質があるので、ポテト自体も冷めてしまうと固まって揚げたての食感が失われてしまうのです。
マックポテトは湿った感じになって食感が悪くなるのと同時に味も薄くなる印象もがありますが、あれは油の旨みを感じられなくなるのと水分がポテトから抜け出して塩気が飛んでしまうのが原因です。
揚げたての状態に完璧に戻す事は不可能でもある程度できたてのポテトに戻す方法をご紹介していきます。
油を使わずにフライパンで温める
冷めてしまったマックポテトは水気も油気もないパサパサの印象があります。これは上記にもあるように動物性の油が固まってしまっている状態だからです。これは加熱すればまた油気が戻ってくるので、乾燥しているから油を足さないといけないわけではありません。
今回はポテトに含まれている脂が加熱によって溶ける事を想定して加熱前に油などは加えずにそのままフライパンで温めました。
こんな感じで普通に炒めていくような感じで大丈夫です。どこまで加熱するかは好みですが、カリカリ感を戻したかったので今回はちょっと長めに加熱しました。ポテトの量はポテトＬの半分なので約85ｇです。
時間にするとおよそ5分から6分くらいでしたが、キッチンの設備によっても時間は変えていかないといけないのであくまで目安として考えて下さい。ちなみにこれはＩＨだったのでコンロよりも少し加熱する力が弱かったと思います。
オーブントースターで温める
オーブントースターにも製品によってワット数が違うと思いますが、今回使用したオーブントースターは1000Ｗの物です。およそ5分くらい加熱したらいい感じになってきたので、そこで加熱をやめました。
とりあえず一回やってみた印象では1000Ｗのオーブントースターでももう少し長めに温めても良かったかも？？という事でした。7分から8分くらいを目安に加熱するともっと食感ができたてに近づいたかもしれないので、次の機会に挑戦してみようと思います。オーブントースターで温めた方もフライパンと同じで約８５gです。
また500Ｗのオーブントースターは持っていないので試していないですが、おそらく今回使用した1000Ｗのオーブントースターより2倍くらい加熱する事になりそうです。
２つの方法の比較
下の写真が今回油無しでフライパンで温めたポテトとオーブントースターで温めたポテトです。
右のアルミホイルの方がオーブントースターで左がフライパンで温めたマックポテトです。見た目的にはあまり変わりませんが、個人的にはフライパンの方がカリカリ感が強くてより揚げたて感があったと思います。
ただフライパンの方が優れているかと言われるとそうでもなく、オーブンの方は少し時間が短かったような気がするので1000Ｗで7分から8分以上温めればフライパンに負けないかそれ以上の味が出るかと思います。
今回はやりませんでしたが機会があれば油をひいてフライパンで温める方法も試してみようと思っています。
フライパンで温める方もオーブンで温める方も塩気は一度冷めてしまうと飛んでしまうので、できれば塩を温めた後に少し振りかけるとより美味しく食べられます。
マックのポテトを買ったけれど食べ損ねて冷ましてしまったという時はこれらの方法を試して美味しく食べて下さい。
