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以前禁煙をした時に禁煙するのは良いけれど、ちょっとこれは注意しなくてはならないなと思ったことがあるので記事にしてみました。
禁煙で異常な睡魔に襲われる
これは管理人スロ吉が禁煙に失敗した時の体験談ですが、禁煙するまで禁断症状というのは物凄くタバコが吸いたくなるだけでしょ??と思っていました。
しかし禁煙開始から約40時間を経過した辺りから異常な眠気に襲われました。
このときの時間は朝の11時頃でその前の日は午後11時には寝て6時半に起きて当時勤めていた会社に行ったので寝不足と言える睡眠時間ではないのにも関わらずです。
この眠気はちょっと寝不足で眠いとかそんなレベルではなかったです。
自分の体が心配になるくらいの眠気でその時の仕事で電動のこぎりを使っていたのですが、自分で危険だとわかっていても使いながら寝そうになるくらいの眠気です。
翌日は休みで朝8時くらいに起きて車で出かけました。この日も睡眠時間は約7時間半で朝起きて一時間ほどで車に乗り込んだのですが、眠すぎて起きていられない。
もう気づいたら意識を失っているくらいの眠気で危険を感じたので路肩に車を止めました。
意外と知られていないのですが、この眠気というのは禁煙の禁断症状の
なかでも良く出る症状だったのです。
禁煙をする良いタイミングとは??
この症状はタバコが吸いたいという欲求以上に厄介なもので
眠いのレベルの話ではないので仕事柄危険物を扱う人だとか車を運転する機会が多い人はタイミングを考えないと大変です。
遊びに行くのに車を運転するならそれを中止し済みますが、仕事だとそうはいきませんよね。そうならない為に連休に入る前を狙って禁煙すると良いでしょう。
この症状は1日とか2日で収まる人もいれば数か月続く人もいます。それでもほとんどの人が眠気に襲われるピークは禁煙から2、3日なので土日休みの人は金曜日の夜辺りから始めると良いかと思います。もしこの症状のピークが長く続く場合は年末やお盆やゴールデンウィークの前から始めると良いです。
でもこの症状で生活に支障が出るほどの人は管理人の周りでもそれほど多くなかったのでタバコが吸いたい欲求にさえ耐えれば問題ない人の方が多いのかもしれません。
なぜ禁煙で眠くなるのか??
すごく簡単に言ってしまうと人はアセチルコリンという物質を体内で作っています。
アセチルコリンには覚醒作用があるのでそれによって人は昼間の間元気に活動できる訳です。しかしニコチンはアセチルコリンという物質と同じく覚醒作用があるのでタバコを吸っているとニコチンが一日中体に補充されて脳はアセチルコリンがなくてもニコチンが入ってくるから大丈夫という事になり、アセチルコリンを体内で作らなくなってしまうのです。
禁煙して急にニコチンが体内に入らなくなったからと言ってその瞬間にアセチルコリンの分泌が始まる訳ではない為に一時的に脳を活動させるための覚醒物質が不足して異常なほどの眠気を感じるのです。
アセチルコリンの分泌は一生戻らない訳ではなく禁煙をしてしばらく経過すればまた元に戻ってくるので昼間に眠気を感じる事もなくなります。
まとめ
禁煙してタバコが吸いたい欲求が強くなって辛いのは当たり前ですが、異常な眠気によって仕事中や移動中に大きな事故を起こしたり、大きな怪我をしては危ないので禁煙によって異常な眠気を感じる人は工夫が必要ですね。