日記

仕事さえなければ幸せなら仕事を辞めよう

どうも明日仕事に行く事を考えると吐き気がするひろすけです。検索エンジンやTwitterでいろいろ検索しているとやっぱり仕事がストレスになっている人が本当に多いと感じます。過去にニートをした事がある僕からすると本当に痛いほど分かりますし、実際今も仕事辞めようかと思ってるくらいです。

でも実際仕事辞めるわけにはいかないというのが世間のまともな意見だと思います。

それでも僕は「仕事が人生を不幸にしているなら辞めればいいと思います」

というのも今の自分がそうなんですが、年間休日が120日ほどあっても1年のうち3分の2ほどは仕事になります。仕事が嫌で嫌で仕方ないと1年の3分の2は早く過ぎ去って欲しいと思いながら嫌々過ごす事になります。大袈裟な言い方をすれば人生の3分の2を自ら苦痛な時間に変えているとも言えるのです。

ただ一度は勢いで仕事を辞めてニート生活を送った経験がある僕からすると仕事を辞めるならそれなりの結果が必要だと思います。

ここで言う結果というのは今の仕事を辞めて自由に生活しながらもちゃんと生活できる力をつけるという事です。基本的には

・自分でビジネスを立ち上げて軌道に乗せる

・投資によって資産形成をしておく

この二つかと思います。ただ単純に貯金をするだけでその後の人生に困らないくらいの現金を用意できるのはサラリーマンの中でも一部の高給取りだけになると思います。なので貯金をして仕事を辞めるというのは現実的ではないと思います。

もしもかつての僕のように貯金もないし、会社員としての給与以外に収入源もなく運用する資産もない状態で仕事だけ勢いで辞めると結局またもとに戻るか仕事を続ける以上に辛い極貧生活に突入します。僕の場合は結局会社勤めに戻っているわけですが、無計画に退職してニートになったので前よりも悪い条件で同じような生活に戻っているのです。

これでは何がしたかったのか分りません。

基本的に日本の労働市場は突発的に仕事を辞めてブランクがある人間に対しては厳しいので、また会社員に戻るとなると特別な経験やスキルがない限りは前よりは悪い条件になる可能性が高いのです。だからこそその場の勢いで辞めて生活できないからまた戻るというパターンは避けた方が良いです。

今の仕事から本当の意味で解放されようと思ったら無理やり辞めるのではなく、その後の生活を快適に過ごせる状態を作らなければいけません。その方法を一つずつ考えていきます。

転職も希望している人

ここまでは今の会社というよりも会社員自体を辞める事を前提に話を進めてしまいましたが、仕事さえなくなれば幸せ=今の会社を辞めれば幸せという人も多いと思います。

同じ業界の他の会社に移りたいという人や他業界に移りたいという人は今の仕事を辞めても脱サラする事は考えていないと思うので、転職の事だけを考えれば良いと思います。僕自身も正社員として勤めていた会社を退職した事がありますが、ボーナス月前だったりすると若干損する事になります。セコイと思われる人もいるかもしれませんが、ボーナス月を跨いでから退職に向けて動いた方が良いかと思います。

退職の準備以上に不安なのは次の仕事を決める事だと思います。

僕も仕事を辞めてから転職活動をしましたが、辞めてからだと「なんで先に辞めたのか??」みたいな事を良く聞かれました。僕みたいないい加減な人間は別として基本的に世間では転職するなら在職中に仕事を決めておくのが常識みたいです。(笑)

転職活動の方法は主に2つになると思います。

1つ目は自分で求人を探して選考に応募する。

2つ目は転職エージェントを利用して転職活動する。

自分で求人を探して転職活動する

これは自分で企業の採用ページを探して直接応募したり、求人サイトに掲載されている求人に応募したりハローワークを利用して求人を探していく事になります。
デメリットとしては自分で求人を探さないといけないので、探すのにも時間がかかります。また場合によっては良い求人を見逃してしまう可能性もありますし、複数の企業の選考を同時に受ける時はスケジュール管理も自分でしなくてはいけません。

この方法で転職活動するメリットは自分のペースで転職活動ができるので、精神的にも肉体的にも過度な負担がかかる状態で転職活動をしなくて済みます。求人を探す時も自分で探さないといけないものの自由にいろんな媒体から求人を選べるので、より多くの求人を比較して検討できるメリットもあります。

転職するにあたって明確なビジョンがあって、転職活動自体も計画的に進められる人はこの自分で求人を探して応募していく方法が良いと思います。(僕のようないい加減な人間にはあまりおすすめできません)

転職エージェントを利用する

まず転職エージェントとは何なのかと言うと転職活動を全面的にサポートしてくれるアドバイザーのような人です。転職エージェントのサービスを提供している転職サイトに登録する事で、担当のエージェントがついてくれて転職活動をサポートしてくれます。

具体的なサポートはまず面談して希望職種や条件などを把握してくれて、これまでの職歴やスキルから最適な求人を紹介してくれます。転職エージェントは求人を出している企業側ともコンタクトをとっているので、求職者と企業の双方が上手くマッチするように求人を選定してくれます。求職者本人がかなり多くの求人から絞り込んでいくよりも効率良く応募する求人を選べるので、転職活動がスムーズになると思います。

転職のプロであるエージェントが求職者の希望やスキルを把握した上で現実的に内定を取れる求人を提案してくれますし、履歴書や職務経歴書の添削と面接対策までやってくれるので内定獲得率は自分で求人を探して転職活動をするよりも高いです。ハローワークでも転職活動に関する相談はできますが、サポートの内容や質は転職エージェントの方が圧倒的に上です。しかも手数料のようなものは一切取られませんし、自分に合わないと思ったら担当者を変えてもらったり、エージェントのサポート自体をやめる事もできます。

ただし転職エージェントの場合はそれなりにスピード感を持って内定に繋げようとしてくれる分だけペースが早すぎてストレスになる事もあるので、人によって合う合わないは当然あると思います。個人的には転職エージェントを利用するのが転職活動を成功させる一番便利なツールだと思うので、一度試してみてはどうでしょうか??

ビジネスを軌道に乗せて脱サラする

ビジネスを軌道に乗せると言っても飲食店をやり出したり、常に出社しないといけないくらい本格的な事業を会社員をやりながら行うのは物理的に難しいと思います。となるとサラリーマンが副業で始められるビジネスが現実的です。

例をあげると

・アフィリエイト

・youtube動画

・クラウドソーシング等

・せどりやネットショップ

このような会社での仕事の合間を縫って少しずつビジネスとして成長させていけるビジネスが良いと思います。アフィリエイトはサラリーマンが副業として初めて本業にできる可能性があるビジネスとして多くの人が取り組んでいます。

アフィリエイトと比べると歴史が浅いですが、youtuberとして動画をアップするのを副業にしている人も少なくありません。動画の場合は顔出しするのが本業の関係で難しいという人もいるかもしれませんが、現在では副業を幅広く認めている企業も多いので勤めている会社によってはまったく問題なく顔出しして動画をアップする事もできるでしょう。もしそれが無理でもゲーム実況やバーチャルyoutuberなどの配信する人の顔を出さないジャンルもあるので、会社員をしながらでも充分始められます。

クラウドソーシングはインターネット上で仕事をしたい人と依頼したい人を結びつけるサービスです。ここで仕事を受けて生活費を確保する人達も増えていて、特にサイトの作成やプログラミングやデザインなどのスキルがある人なら高い報酬を得る事もできます。もちろん会社に勤めている時とは違って自分が好きな仕事を選ぶ事もできますし、仕事量も自分でコントロールできます。また作業を行う時間も納期さえ守ればいつやっても良いので、会社員のように会社に管理される事もありません。

せどりやネットショップもアフィリエイトと共に長くサラリーマンの副業として人気が高いビジネスです。一時期ほど稼ぎやすい環境ではないものの今でもしっかり取り組めば稼げるビジネスです。

これらのビジネスをまず副業から始めてそれだけで生活できるくらいまで育てる事ができれば仕事を辞めて脱サラするという選択肢が現実的になってきます。これ以外にもサラリーマンをしながらできるビジネスはあるので、本業を続けながら取り組んでみるのはどうでしょうか??

仕事を辞める為の資産形成

ただ貯金するだけでは今の仕事を辞めた後の生活を支えるだけの貯金をするのは普通のサラリーマン生活では難しいという人の方が多いはずです。だからこそ毎年ある程度のお金を生み出してくれる資産を作り上げる事が重要です。仕事を辞めた後はあまりリスクの高い投資手法は取れないので、比較的安全な株式や国債などに分散して投資する事を想定します。

現在では日本株でも年利3%を超える銘柄は多くなってきましたし、安全性が高いアメリカ国債ですら3%前後を推移しています。(この記事を書いている時はアメリカ国債の金利は2%前半になっていました。)これを考えるとある程度リスクを回避しながらも年利3%ほどの運用は現実的だと思います。

年利3%という運用益だと5千万円で年間150万円、1億円で年間300万の運用益になります。300万円くらいの収入を毎年得られれば普通の生活はできるのではないかと思います。もちろん投資の運用益だけで生活しなくても良いので、会社員時代に育てた副業と合わせて考えればかなり可能性は広がると思います。

ここで問題なのはその元本をどうやって作るかという事だと思います。

会社勤めを続けながら準備を進めていく場合は

「会社員としての給与+副業+投資運用益」ここから生活費を差し引いて残った分を資産として確保していくわけです。ここで重要なのは資産をどのくらい作るかを最初に明確にしておくと良いと思います。

例えば自分はセミリタイアと言っても年間100万円を超すくらいの軽いバイトくらいはするという人なら5000万円を目標にして運用益とバイト代を生活に費にする事も可能でしょう。もう少し良い生活をしたいなら持続可能なビジネスを副業として育てておいて、同時に資産を5000万ほど作っておくと平均水準以上の生活はできると思います。

しかしこの自分で作ったビジネスがあまりにも肉体的、精神的に疲弊するものでは嫌な仕事を辞めた意味がなくなるのでそのあたりは良く考えて選択するべきだと思います。

目標額が決まったら仕事を続けながらその額を達成できるように副業を育てるのも良いですし、会社勤めを辞める前にある程度リスクを負って投資をするのも手段の一つです。

最後に

仕事を辞めると言ってもそんな簡単な事ではなく、それなりの準備は必ず必要だと思います。勢いで仕事を辞めた事がある経験からすると仕事を続けている時以上に先の事を考えないと後で辛い状況に追い込まれます。

サラリーマンを辞めるのではなく同業他社に転職を希望する人、他業界に転職したい人、脱サラして自分でビジネスをしたい人など様々ですが、それなりの準備をしていけば良い結果もついてくるハズです。嫌で嫌で仕方がない仕事を続けて人生を嫌々消化していくよりも仕事を続ける傍らで準備を進めていく事で、より良い方向に進めます。

仕事を続けながら自分のビジネスを作り上げたり、転職活動や転職の為の勉強をするのは大変です。しかし大変だからといって諦めずに頑張る事で、その後今よりも良い人生を待っていると思います。